メールの送信ボタンにカーソルを合わせたまま、少し止まる。
見積もり、謝罪、依頼、断りの連絡。
内容は書いた。読み直しもした。それでも送る直前に、息が止まることがあります。
慎重であることは悪くありません。
ただ、慎重さと固まりすぎは少し違います。
送信前の体は、意外と固い
送る前に息が止まるのは、頭が迷っているだけではありません。
体も小さく身構えています。
相手がどう受け取るか。あとで問題にならないか。もっと良い言い方があったのではないか。
そう考えているうちに、肩が上がり、呼吸が浅くなります。
その状態で何度も読み返すと、文章の確認ではなく、不安の確認になってしまうことがあります。
一度吐いてから、もう一度だけ読む
送信前にできることは、複雑ではありません。
- 画面から少し目を離す
- 肩の力に気づく
- 普通に吸って、長めに吐く
- もう一度だけ読み直す
- 必要なら送る
ポイントは、呼吸で判断を鈍らせることではありません。
固まった体を少し戻してから、最後の確認をすることです。
迷いをゼロにしなくていい
送信前の迷いは、完全には消えません。
大切な連絡ほど、少し緊張します。それは自然なことです。
呼吸でできるのは、迷いをゼロにすることではなく、固まりすぎた体を一段戻すこと。
そのうえで、送るか、直すか、少し待つかを選ぶ。
息苦しさや強い不安が続く場合は、呼吸法だけで抱え込まないでください。必要なら人に相談することも大切です。
仕事の場面ごとの呼吸をまとめて見たい場合は、呼吸法ホームから選べます。
送信ボタンの前に、ひと息。
その一拍が、雑な反応と丁寧な判断の間に入ってくれます。