Zoomの入室ボタンを押す1分前。
まだSlackの通知が、目の端に残っている。
さっきまで作っていた資料の続きも、頭の中で少し動いている。
会議は始まる。
でも、自分だけ少し遅れて入っていく感じがする。
発言のタイミングを逃すのは、準備不足だけではないかもしれません。
会議前に、息が置いていかれることがある
仕事の場面では、画面だけが先に切り替わることがあります。
チャットから会議へ。
資料作成から判断へ。
ひとりで進める作業から、人と話す場へ。
ただ、身体のほうはすぐには切り替わらないことがあります。
肩が少し上がったまま。
呼吸が浅いまま。
目だけが急いで、息が追いついていない。
そのまま会議に入ると、最初の数分だけ言葉が出にくいことがあります。
内容を理解していないわけではないのに、反応が半拍遅れる。
ひと息編集部では、こういう場面を「集中力がない」と片づける前に、呼吸の置き場所を少し見てみたいと考えています。
入室前に、吐く時間を少し長くする
会議前に試すなら、呼吸法はひとつで十分です。
4秒吸って、6秒吐く。
これを、入室前に6回だけ行います。
- 足裏を床につける
- 画面から少し目を離す
- 鼻から4秒吸う
- 口か鼻から6秒吐く
- 6回で終える
ポイントは、深く吸おうとしすぎないことです。
「たくさん吸う」よりも、「吐く時間を少し長くする」くらい。
それで十分な日もあります。
会議でよい発言ができることを保証するものではありません。
ただ、前の作業の勢いを少しほどいてから、次の場に入るための小さな区切りにはなります。
うまくできなくても、そのままでいい
4秒や6秒が長く感じる日は、短くしてかまいません。
息苦しさ、めまい、強い不安があるときは無理に続けないでください。気になる症状がある場合は、医療専門職に相談することも大切です。
呼吸は、がんばって整えるものというより、今の状態に気づくための入口です。
次の会議前に一度だけ試してみる。
読後のアクションは、それだけで十分です。
短い呼吸をもう少し持っておきたい人は、レスキュー呼吸も見てみてください。
自分に合う呼吸の入り口を知りたい場合は、呼吸診断から確認できます。
この読みものが合いやすいタイプ
Type02:頭の中が先に走りやすい人
Type03:場面の切り替えに時間がかかりやすい人